ストライクウォーリア用『アキュバレルセット』インプレとアウターバレル自作

ストライクウォーリア用の「アキュバレルセット」を組み込んでみたいと思います。

ストライクウォーリアはデトニクスにコンペンセイターが付いた様な銃です。ショップ店員のお話だと、バレルが短すぎて、命中精度とパワーは少し残念な感じとの事。そのかわり、スライドがコンパクトで軽く、ブローバックの回転速度は早いです。

コレにパワーと命中精度が付いてきたら、イイ感じですよね。そのために考案されたのが、フリーダムアートの「アキュバレルセット」です。http://www.gun-freedom-art.com/UP/warballel.html

すばらしいパーツですよね! ・・・しかし!! 俺は、うたい文句を鵜呑みにしない、なんでも疑ってかかる、悪い性格ですw

ホントにストライクウォーリアはパワー少ないの??

アキュバレル取り付けると命中精度とパワー上がるの??

そこのところ、ハッキリさせたいと思います。

 

 

まずは測定から。このために弾測機買いましたw まぁ、あれば今後も使うかもしれないということで・・・

手持ちのガスブロから測定して、比較対照にしてみます。

トップバッター。東京マルイ、デザートイーグル。

気温26℃

パワー、平均0.704J

初速、平均84.24M/S

さすが、マルイのデザートイーグル。ガスブロで0.7Jもあるのね。実際サバゲで使用しましたが、狙撃も出来るほどのパワーと命中精度でした。

 

2番バッター。KSC、グロック19。

気温27℃

パワー、平均0.63J

初速、平均79.82M/S

意外と良い数字。HWのスライドで見た目もブローバックも良いし。見直した! 弾道が不安定(チャンバーパッキンのゴムがあやしい)なのと、マガジンのフォロアーのロック機能の誤作動を直せばカンペキな銃やと思う。

 

3番バッター。東京マルイ、グロック17。

気温27℃

パワー、平均0.554J

初速、平均74.82M/S

50連ロングマガジンで測定。KSCのG19よりパワーは弱いです。弱い力で飛距離を延ばし、命中精度を安定させるのは、さすがマルイマジックですね。

 

まってました4番エース。東京マルイ、ストライクウォーリア。

気温27℃

パワー、平均0.35J

初速、平均59.62M/S

さすがエース、うわさどおりですね・・・脅威の低パワーw デザートイーグルの半分です。ショップ店員の言ったとおり、バレルが短すぎて初速が乗らないということでしょうか。しかも弾が左にそれるんですが・・・

 

というわけなので、アキュバレルセットを組み込んで、パワーアップと命中精度アップを図りましょう。

 

まずは分解してみたんだけど・・・コレ、バレルを後ろから撮った写真です。ホップパッキンが・・・ナナメじゃね?? 写真をよーく見てください。左下から右上へ、ナナメになってるように見えませんか?? 弾が左に行くのは、バレル長ではなく、この状態が原因な気がする。分解ついでに対策をしよう。

 

原因を生んでいるパーツはコイツ。『ホップレバー』。

「ホップレバー」は、「Gホップチャンバー」を下に押すパーツなんですが、「HOPダイヤル」を回すと、銃の後ろから見て“左側だけ”を引っ張っています。これだと、「HOPダイヤル」を回せば回すほど、「Gホップチャンバー」はナナメ左へ傾いてしまいます。

 

「HOPレバー」を、ほんのちょこっと曲げます。銃の後ろから見た状態の写真です。

左の写真が対策前。右の写真が対策後。ちょこっと右下に曲がってるのがわかるでしょうか? 「Gホップチャンバー」を真っ直ぐ押し下げるよう、目で見ながら調節しました。

 

適当に曲げましたが、角度を測ると、90度から2~3度曲げた感じでした。

 

バレルをチェックします。上がアキュバレル、下がノーマル。

2.5センチ長いです。

後ろからチェック。んッ!? アキュバレルは、HOPを下げるスペースを確保する溝が少ない。 コレでHOPかかるのかい?? 削る必要があるのだろうか・・・

 

バレルはコンペで固定されるので、テストで撃つぶんにはアウターバレルは不要。

撃ってみよう。

スゲェ~~~HOPwww

溝が少ない理由がわかった。それほどHOPを必要としないのだ。バレルが長くなったことにより以前よりガスが弾に当たる時間が長くなったから、弾の回転する時間も増えたんだろうか??

HOPを再調整して撃つ。そこそこの飛距離かな。でも多少真っ直ぐ飛ぶようになったヨ!

測定してみる。

気温27℃

ノーマルと比較すると・・・

パワー、平均0.35J → 平均0.402J

初速、平均59.62M/S → 平均63.78J

パワー15%アップ、初速7%アップ・・・・・・デザートイーグルやグロックと比べると、ぶっちゃけ、ぼちぼちw デザートイーグルのパワーには全然届かないね~、せめてグロックくらいパワーでると思ってた。だって45オートやん?9ミリに負けてるで~。

結果としては、バレル交換だけで初速0.4アップ。こんなもんだろう。元々が非常にパワーが弱いからなのか、バレルだけでパワーが1割程良くなりました。アキュバレルセットはアリかもね。

バレルを先端で固定しているので、バレルはカッチリと銃に固定されます。

精神的には、この方がイイよ。弾道も素直になってるし。

 

 

で、このアキュバレルというヤツ。ノーマルのアウターバレルのままアキュバレルを組み込むと、アウターバレルとコンペセイターの間から、インナーバレルが見えます。非常にダサいです・・・

なので、アウターバレルを自作しようと思います!! 

5種類作って、着せ替えを楽しめるようにします。擬似ショートリコイルを廃したノンリコイルアウターバレルにしようと思います。アウターバレルをコンペセイターとインナーバレルで固定する事によって、命中精度アップを狙います。

 

 

①黒色のアウターバレル

カッコイイ。コレが純正じゃないの?って感じですw 非常にスマートな感じ。

 

②スリット入り黒色

これはスリットをインナーバレルを通す穴まで貫通させたデザインです。ださいw 貫通は無いな・・・だがしかし↓↓

 

ダサい事に気付く前に、量産したスリット貫通タイプのアウターバレルを、塗装屋に注文しちゃってたのだw

 

出来上がりをもらって気付く。さらに失敗だったのは光沢だ・・・・・・。半光沢で注文すればよかったなぁ。吹きつけメッキで塗装してもらったので、塗装は非常に強いです。塗装代金が高いだけあって(泣)。 引っかいた程度じゃ傷付きません。 組みつけてみるか~↓↓

 

③スリット有り、シルバーアウターバレル。

ないわ~。ギラギラしすぎw インナーまでスリットが貫通しているのもダサい。純正はシルバーなので意外とイケルんじゃないかと予想してたんだけど、そんなことはない。ダメっぽいデザインだw

 

④スリット有り、ゴールドアウターバレル

スリット貫通はダメだと思ってたけど、アウターバレルもインナーバレルも金色なので、ダサかったのが目立たない。むしろ、黒と金色の組み合わせが個人的には好みだ! ゴールド半光沢で⑤のデザインだったらイイかもしれない!

スライドを引いてしまうと、スリットのやりすぎ感のあるデザインでダサさがあるけど、スライド引いてない状態でエジェクションポートから見える金色はアリだ。

ハンマーやトリガーも金色にして、黒と金色のコントラストのある悪羅悪羅系(おらおらけい、と言う。笑)のヤン車みたいなデザインにしたら、アリかもしれない。そういうの好きw

 

 

⑤溝入り黒色アウターバレル

今までの反省点を生かしてデザイン。スリットは貫通させずに、溝のようにした。アウターバレル外径のアールからナナメに彫って底が平面。その流れがイイ! 実は、溝の形をいくつか試したんだけど、このデザインがイチバン好み。コレなら人に見せれるw

 

 

こんな感じで、着せ替えして遊びました。ダサいのを直そうって思って色々作ったけど、②~④も結局ダサかったw

今後も着せ替えて遊ぶなら①か⑤やね。

④は作り直してバレル以外にトリガーやハンマーも金色に塗るか金色のアフターバーツ付ければ、自分の好みになるかも! そのかわり光沢はダメw またバレルを塗ってもらうなら半光沢のゴールドで注文しないと。

だけど、半光沢色にメッキできるのかがわからない。

 

また色々遊びながら、試したいと思います。

HERA-ARMS GLOCK CARBINE CONVERSION 組み込み

「HERA-ARMS GLOCK CARBINE CONVERSION」に、東京マルイの「G17カスタム フラット・ダークアース ブローバックガスガン」を組み込みます。

グロックのカービンキットです。

フルオート禁止のインドアフィールドでの使用目的のため、組み込むのはフルオートの18Cではありません。セミオートのグロック17です。

マルイのG17カスタムにはタンカラーがありますので、色を統一して製作しました。

 

 

内側にネジが飛び出していたり、仕上げが甘かったりで、スライドと干渉しそうです。

設計上では当たってなくても、組み込み時では当たってなくても・・・現場に持ち込んでサバゲで使うと干渉し始めた、とかではダメ。シッカリ逃がします。

ネジの飛び出しはルーターで削り落として(赤丸)、内側全体を紙やすりでこすりました(赤矢印)。

 

さらにグロックのスライドの、上面、両側面を0.3ミリずつ削ります。0.3ミリ削ると、文字は無くなりますが、セレーションは残ります。だいたいそれくらい削りました。

 

削ったのっぺらぼうなスライド。面がピシッとでて精悍な顔つきで意外と好み!組み込むと見えなくなるけどねw 

組み込んだら右の写真くらいのクリアランス。0.5ミリから1ミリくらい、スキマができました。サバゲ中に、力が入って本体がよじれた状態で撃っても、干渉することなくスムーズにブローバックするでしょう。一日インドアで使ったかぎりでは、干渉による誤作動は無しでした。

 

コイツは曲がってました。トリガーの軸を固定するパーツ。たぶんプレスで打ち出したのかな? 金槌で叩いてまっすぐにしました。内側は紙やすりでゴシゴシ。

 

ハイダーの内側が、グロックのリコイルスプリングガイドの先っぽと干渉し、削れて少し銀色が見えました。

組み込んでブローバックさせたら、スライドがコイツを叩きましたでは悲しいよね。

旋盤で0.5ミリ削ります。

 

 

今回、一番の改造ポイント。

このコッキングレバー。非常に操作し難いです・・・。

原因は二つ。 ①レバーが小さい ②スプリングが硬い

スプリングが硬いのは最悪です。リコイルスプリング、ハンマースプリングも同時に力がくわわりますから。

 

まず、レバーを大きくしてみます。

レバーを旋盤で自作。左下が比較写真。直径8ミリ長さ30ミリから、直径12ミリ長さ50ミリに変更。

引いてみる。

・・・ダメwww

レバーを大きくしても、スプリングが硬くて操作し難いです。

こんなもの、外してしまえ~~!

 

 

そんなわけで、こんなパーツを作る。

黒色ABSから削りだした。

 

今度は自作のコッキングレバーを、リアサイトのかわりに取り付けます。

スライドと一体化のコッキングレバーです。キットのコッキングレバーはリアサイトを引っ掛けてスライドを下げますが、スライドにコッキングレバーを取り付けて、直接スライドを引けるようにします。

しかもコッキングレバーがスライドに固定されているという事は、外から見てコッキングレバーがブローバックします。その方が見た目のアクションがよくなると思いませんか!?

 

取り付けるとこんな感じで、かなり良いよ。

操作しやすい!

動きも派手!!

バッチリ!!!

カンペキ!ジガジサン!!!w

 

サイトは家にあった安物を使います。4000円~5000円で売ってます。そのままだとカッコ悪いので、ダイヤルなどをマスキングして、タンカラーでスプレーしました。

 

んで、取り付けてみる。

ドットサイトが低すぎて狙えないんだなw コレがww

ハイマウントのホロサイトやレイルアタッチメントを買ってくれば解決ですが、出費は抑えたい。

 

レイルの下に、高さ15ミリの自作スペーサーを挟むことにしました。

黒色ジュラコンの板から、機械で削りだしました。

 

15ミリスペーサー取り付け。これで狙えるようになりました。

デザイン的には、ちょっとモッサリしてダサいかな? もう少し低くても良いんだけど、フルフェイスのゴーグルの頬当てが狙う邪魔しそうなので、やや高めにしました。サバゲだと窮屈な姿勢で射撃する必要もあるから高めがいいね。

 

 

フォアグリップにライトのスイッチを取り付けたい。グリップには最初から溝が切ってあって、スイッチを取り付けやすいデザインになってます。

 

「でもそんなの関係ぇ~無ぇ~♪」www

スイッチの皮膜を剥いてやります。だって、ゴムの皮膜の上からだと、操作フィーリングが悪いもの。

それなりにデザインされてても、結局魔改造になるw

 

こんな感じにしました。スイッチ~配線ををパテでフォアグリップに接着。

ゴムの上からではなく、スイッチに直接指が触れるので、ダイレクトタッチ&ハイレスポンスです。

サバゲなんて一瞬の判断で決まるので、目潰ししたいと思ったときにライトのスイッチ操作ミスとかしてちゃダメやでね。

 

 

というわけで完成~♪

・・・ピンボケw

一日サバゲで使ったかぎりでは・・・最高!

適度なサイズ&重量、50連マガジンで弾幕張れる、ライト使いやすい、フォアグリップも使いやすい、マルイのグロックは良く動く、サイトは狙いやすい。

インドアで使うなら、自分にとっては最高の武器になりそうです。

短所はサイトとバレルが離れてるところぐらいかな。障害物の上から狙ってるつもりが、実際には障害物に撃ち込んでいました。今後慣れで解決します。