封龍剣【真滅一門】

封龍剣【真滅一門】

今回は銃じゃありません。モンスターハンターの武器、大剣、封龍剣【真滅一門】を作ってみました。

コレは資料です。「モンスターハンターCGアートワークス」という本。ヨメが買ってくれた。・・・いや、ヨメが買ったやつをオレが勝手に持ち歩いているのか?www

この絵を参考にして作ってみました。

前にガンランス作った時、この本はありませんでしたが、コレ見てから「ああ、この部分はこんな形だったのか・・・」とあとになっていろいろわかったw

材料は、板2枚、真鍮の棒一本、木のパイプ3個。

他には木工用ボンドと二液性の接着剤、塗料です。

真鍮の棒を芯にして、板をはさんだり、木のパイプを通したりして作ってあります。動画ではその事に触れてないので、振り回したら折れるんじゃね?とコメント頂きましたが、大丈夫です、振り回しても折れる様な事はありません。

だからといって振り回すのは危ないですがw

真鍮の芯です。柄の先端部分は、真鍮の芯で、形状を作っておきました。細いので木で作ったら折れますね。イラストだともっと先端が鋭いですが、危ないのでこれくらいにしとく。

真鍮の材料はストレートの丸棒ではなく、ローレット材(外周にダイヤカットがしてあるやつ)にしました。表面の凹凸に接着剤がなじみ易いので、本体との接着が良いと思います。

柄の真ん中らへんの部分の加工。木のパイプを旋盤で加工します。手動旋盤なので、バイト(刃物)が曲線的な動きをする事はありませんが、手動でXとY軸を上手いコト動かして曲線をデッチアゲますw イメージが大事~

柄の上の方と下の方の部品。旋盤で、チャックのつかみしろを残しながら加工。つかみしろは、加工後にノコでカット。

つかみしろでカットされた部品を使って、もう一つ部品を作る。柄と鍔の間にくる部品です。

柄の部品は、二液性の接着剤を付けながら真鍮に通して、最後に鉄ピンで固定します。これで、振り回したくらいじゃすっぽ抜ける事はありません。

だからと言って、振り回すのは危ないですが(大事なので2回言ったw わかってるよね、シルキ~w)

次は鍔の部分を作ります。

板を数十センチカット。近所のホムセンで、テキトーな安いヤツ買ってきたから、あんまり良い木じゃありませんw でも気合でナントカしますw

写真は一枚しか写ってませんが、2枚ともカットします。

カットした板に、彫刻機で溝を入れます。真鍮の棒を板二枚ではさんでピタっとなるように、溝を調整しながら削ります。




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鍔に使う板には、鉛筆で下書きをして一枚ずつカットするんですが、線を描く前に、寸法を測りながら点を書いておきます。

均等な点を書いてから線を描けば、わりとらくに、左右対称で、なおかつ同じ形を二枚描けます。

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カットしてきたら、たっぷり木工用ボンドをぬって接着。シッカリとクランプで圧着しました。

これまた買ってきた材料が安物なので、この大きさでそりがありますw 溝が入ってるので簡単に曲がりますから、そりがあるとはいえさほどの心配はありません。そのかわり、剣本体の圧着は苦労しましたけどw

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木工用ボンドが乾燥したら、グラインダ、ルーター、ヤスリ等で形を作っていきます。

がりがりごりごり、大量のゴミがでますねw しかも力技が多いので、体力的にけっこうツライ。長時間グラインダやルーターを使うと、手がしびれてきます・・・。このあと剣本体もやらにゃならんと思うと、気が遠くなるのであったw

鍔の先の、上下に伸びてる部分は、本来はもっと先がとがっていますが、危ないのでこんくらいにしといた。中には5ミリの真鍮の棒を通してありますが、折れるのが怖い部分ですね。

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鍔と同じように、刃の部分にも溝を入れて、接着剤塗ってはさみます。

大量の木工用ボンドを使って、2枚の板を接着するんですが・・・途中で微妙にボンドが足りなくなったw 塗りながら、ヘラで伸ばしながらナントカするか・・・それとも放置して買い足しに行くか・・・いやいや、買いに行ってる間に中途半端に乾いたらどうするんだ・・・と逡巡しましたが、なんとか上手い事ヘラで伸ばしきったw

んで、クランプで圧着するんですが・・・やっぱり板がそってる。ていうより、うねってるww 接着面に隙間があると、あとで仕上げが厄介です。会社に置いてあるクランプを総動員して圧着しました。

ホントはボンドが合わせ目からにゅ~っとはみ出るくらいがチョウド良いんだけど、そこまでできなかった。でも意外とシッカリくっつきました。 ヨカッタヨカッタ。



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ボンドが乾燥したら、下書きしてカット。完成後に、なんとなく小さい感じがしたので、この時もっと長めに考えておけばよかったなぁ~

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刃の部分も、グラインダ、ルータ、ヤスリで形を作ります。

ビバ体力勝負!

コレ削るの、すっげぇ~~~~疲れたwww

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形状が出来上がったら、サフェーさーを下塗りして、マットブラックで塗装。

重量感のある武器なので、黒立ち上げで塗装していこうと思います。

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エアブラシでグラデーションしながら、少しずつ塗っていきます。

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1/1で作って塗ってみて、ここであらためてすごい色彩だなぁと思いました。ゲーム画面でも、原色が中心で極彩色な感じの大剣ですからね~

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刃もエアブラシで塗装。細かいところは、な~んとなくイメージで描いたので、実際とはちょっと違う部分もあるかもね~