ニコニコ動画にアップしました〜
内容的には、カンペキにニコ厨向けのネタですねw 最初のアニメ部分は嫁に作ってもらいました。ほんの数秒の事なのに、えらい本格的に作ってくれてうれしぃわぁ〜。嫁の才能を垣間見た。 お楽しみいただけたでしょうか〜??
ガトリング砲を作ります
作りながらの微調整にきっと時間がかかるので、早めに設計をておきたい。 とりあえず、3日間で機関部の設計をでっち上げた(笑)。思い通りに部品が機能すれば、この設計で音が鳴ってカートが排出するはず。 まぁ、作っていくうちに思いもよらない所が出てくるので、最初の設計はわりと適度な感じで終わらせて良いかなぁと。
早速作り始めなければ! 仕様は・・・、
①本物のガトリング砲とは中身が前後逆。
②カートの前方でシリンダーが回転作業をする。
③カートは前後に動かなくて、回転して出て行くだけ。
④デトネーターが、本体シリンダーに連動して前後運動して、カートリッジを前から叩く。
⑤カートリッジはMGCのCPカートで、インナープラグを使わずに、オープンデトネーター状態にする。音が出るだけ。(近くのショップにたくさん在庫が あった)
現状考えられる問題点は、デト6個のスプリングのうち5個が常に縮んだ状態になるので、動作がかなり重くなるのと、5個のスプリングテンションが本体フレーム接合部などを攻撃して時間と共にゆるんでくるのではないかという点。発火するバネの強さと、動かしやすいばねの弱さのバランスがポイントだと思われる。要するに、カートの力で排出するわけではないが、結局ブローバック銃と同じジレンマにハマるかなぁ・・・という妄想。 とにかく、がんばりま〜〜〜〜つ
今回作るガトリング砲はどんなんかというと・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Gatling_gun.jpg
こんな感じのを作ろうとしています。 手で回すやつです。 たぶん、るろうに剣心にでてきた。 最初は今風の、いわゆる「バルカン」で、後ろに電気ドリルを組み込んで、電動で回そうと思っていたけど・・・それだと一寸BLKっぽくないというか、アジ がないかなと。 ↑↑(リンク先)のほうが、作品として楽しいモデルガンになると思いました。 だけど、まんまこの形にするつもりもないです。
完成したら東京まで持っていくのですが・・・いくらなんでもこのサイズじゃ運べません てなわけで、多少ディフォルメしたガトリング砲を製作する予定です。 「ミニガトリング砲」って感じかな。 でも小さすぎてもつまらないので、そこそこの大きさで作ります。 とりあえずで買い集めてきた材料は以下です。
ベアリングいろいろ〜 動作は軽くしたいねっ。
MGCのカートリッジ インナーは使いません(もったいない??)
ギアいろいろ〜 べベルギア高い・・・
バネ6個 (写真は5個。すでにシリンダー内部部品をいくつか作って、1個組み込んで動作テストしている)
タイヤ。 超お気に入り。雰囲気が良し!
材料がそろったら作っていきます。
デトネーターです。 ジュラコン製。 上に組み付いているベアリングが、円状のレールの上で転がります。 レールは一部分が途切れていて、そこまでベアリングが進むと、バネの力が開放されて、デトネーターが前から叩きます。 って、言葉で説明しても難しいねー。そこいらへんの詳細は後に。
デトネーター(と言うかボルト?)の裏に、バネが仕込んであります。
ABS樹脂のブロックの中に収めてネジでふたをする。 此れを6組作りました。
三角柱に穴をあけたの部品を6個組み合わせて6角形にしてある。 穴には位置だし基準のピンを打ち込んだ。
ひとつ貼り付けるとこんな感じ。
6個全部組み付けるとこんな感じ。 かなりものものしいw 手に持ってみると・・・重い。 ミニチュアサイズと言いながら・・・・・・わりと強度がほしいから、材料の厚さは確保したいなーとか思って設計したのがこの結果w
こういうところが設計段階ではわからん。 たぶん、2/3くらいのスケールかな?? バレルの本数も2/3くらいだし。
前回作った、「本体シリンダー内側」の後ろにくっつけます。 ギアがついています。
裏側に六角形の凹みがあって、シリンダー内側とくっつけるのですが・・・ シリンダー内側部品の六角形の形状は、三角柱を貼り付けただけで作ってあるので、正確な正六角形ではありません。
きちっと貼るのがなかなか難しかった・・・ 測定してみたところ、0.2ミリほどの誤差がありました。 ですので測定結果にあわせて六角形の凹みを加工してあります。 矢印にあわせて組み付けないと、きちっと嵌まりません。 組み付けは矢印をあわせなきゃいけないのがめんどうですが、動作には問題の無い誤差だったのでOKかなぁ〜と思いますw
シリンダー外側の外周部品です。 上のトサカみたいなところからカートリッジが自由落下で落ちてきて、左半分のえぐれたような所で、カートが排莢されます。
発火タイミングを決たり、デトネーターを引っ張ったりするレールです。
エジェクターです。 出っ張りにカートが当たって排莢する簡単構造。
組み付けました。 やはりゴツイ!!
裏側はこんなんです。 デトネーターにくっついているベアリングとレールの関係性はこんな感じです。 試しに手で回して動作チェックしてみたんですが・・・発火してすぐに、というかあまりにも早くデトネーターを引っ張り始めるので、もう少し溝の角度が大き くてもいいかなと思った。 カートを叩く前にナナメになってるところにベアリングが到達すると発火不良になりますからねー・・・。
しかし、あんまりハンドルを早く回して連射速度を上げると、自由落下程度の力でカートを給弾しているので、給弾不良になる。 ハンドルをゆっくり回せば問題無いかもしれんので、ヘタに修正するのは後にしておこうと思います。
機関部の後ろには、ハンドルと連動したギアが組み付きます。 いくつかの部品があって…
こんな部品にギアを付けて、
こんな感じ。
部品を作っていって〜
部品を組み立てた。
ハンドルです。 手で持つ所(銀色の所)は、まえは会社の旋盤のハンドルでした。 ハンドルを交換して、会社に放置されてたので、俺がパクったw さすが、まわしやすい!持ちやすい!!
機関部後ろ側の部品を組み付けた写真です。 これで、機関部は完成!!! と思いきや… ハンドルを回してみると…動きが固い… どうやら
この、ギアが組み付いている部品が弱くて、回転させるとしなってしまいます。 めっちゃ剛性弱い 素材がABSの5×10ミリくらいの板なので、弱すぎたかな… てなわけでー
この部分を切り落としいて、もっと頑丈な設計にして、部品を置き換えた。 これでだいぶ強くなりました!!
バレル。
これが回らないと意味が無いよねーっ。砲身は軽くて硬いアクリル棒にしました。
本体のカバー。
加工に失敗して破損した部分があるけど、接着して事なきを得た。外装はかなりシンプルになります。単なる筒っぽくなるかな。
本体と土台を繋げるアーム。
意外と加工がめんどくさかった・・・。左右の黒いネジは、会社にたくさん在庫があるノブ。仕事で使う物だけど・・・・・・拝借。とってつけたものにしては、わりといい感じw
マガジン(?)
というか、単なるカートのガイドですねー。自由落下で落ちてくるだけなので。って・・・自由落下と言っても、なかなか自由に落ちてこないんだなこれがwってか、カートの滑りがぎこちない。カートの全体の尖ったような所にアールを付けたら、スムーズに動くようになった。ヨカッタ・・・。
本 体 部 分 完 成 !!
ドコから見てもガトリング砲っぽくできたので、形状的には満足です。
あとは、塗装したあと、塗装膜の厚みで動きが渋くならないのを祈るだけです。「ウィキに載ってるガトリング砲」っぽいイメージで作っていますので、色は金色に塗ろうと思っていますが・・・ABSの色が黄色系なので、塗料が乗ってほしくない機関部は塗らずにおいても、そんなに変じゃないかもしれん。
本体の塗装については、この時はまだ考え中。
次は土台の部分をアップします。ホームセンターの園芸コーナーで見つけたお気に入りのタイヤが、いよいよ組み付きます。楽しみです。土台部分は一気に塗装もやろうと思います。重要な構造があるわけでもなく、見た目さえ良ければいいかなぁ〜〜〜って感じで、気楽に作りたいです。
台車のフレーム部分は、ケミカルウッドという材料で作りました。板の切った貼ったで、製作していきます。最終的に運搬も考えなくてはいけないので、部分的にネジで分解できるような構造にしました。この写真では、バラバラな状態。
ある程度組み立て接着してから、木目塗装をします。途中の段階の写真を、たくさん撮影しておけばよかったなぁ・・・ケミカルウッドは、材料自体が、シンナー(というか液体)が染み込むような特性があるので、サフェーサー等の下地剤を塗らずに、直接木工ニスを塗ります。
木目っぽく見えるように、わざと荒く塗っていって、組み立てたらタイヤを組み付けますと・・・
木の台車のように見えるでしょうか??木目塗装が、わりと成功して、パッと見、木でこしらえてあるように見えます。けっこういい感じ〜〜〜!!でも・・・やっぱチョット大きすぎたらーっ(汗)どうやって東京に持っていこうか・・・あせあせ(飛び散る汗)
気を取り直して、機関部を乗っけてみました!!
ん・・・!! わりと・・・!! 形は・・・!! いい感じだ!!!!!!
この後、本体を「真鍮色」の缶スプレーで塗装しました。出来上がった写真は・・・このページの一番上です!!